小町通りと若宮大路の間に、割と静かな通りがあります。裏小町通りといいます。
この裏小町通りにオープンしたフィンランドのパン屋さんです。
フィンランド人の旦那さんが本場仕込みのフィンランドパンを焼いています。日本人の奥様が主に販売を担当されています。
フィンランドのパンには、お国柄ならでは特徴があるようです。おもな農産物であるライ麦・大麦・オートミールを使ったものが多く、少し酸味があってずっしり重いのも特徴です。小麦で作った一般的なパンよりも栄養価が高いのだそうです。
代表的なレイカレイパは穴が開いたカチコチのパン。ライ麦の保存食なんだそうです。スープにつけて柔らかくして食べるんだとか。
カリヤラン・ピラッカはカリヤラ地方のパイという意味。ジャガイモの生地を使っています。サーモンとか北欧らしい具も入ったりします。
店内の奥にはイートインスペースもあって、中庭をみながらゆっくりお食事もできますよ。フィンランドコーヒーと一緒にいかがでしょうか。