鎌倉花暦 | 鎌倉の秋を先取り

Written by Mieko☆

以前、東慶寺をお参りに行った際に赤い実が沢山あったので、お寺の方に『あれは何という実ですか?』と尋ねた事がありました

今では撮影が禁止されていますが、帰り際に見つけたこの実をスマホ撮りで記録しておりました

 

『ビナンカズラですよ』と教えてくださったので、

家に帰って詳しく調べてみると…

サネカズラ(実葛)と言うのがヒットしました

夏に黄色い花を咲かせ、9月下旬から10月頃に赤い実をつける

茎を水に浸すと粘液が出て、この粘液を整髪料として使っていた為、別名ビナンカズラ(美男葛)といわれたそうな

毒はないけど渋みがあるそうで、鳥は食べないみたいです

 

鎌倉駅からすぐ近くにある【大巧寺(おんめさま)】

石段近くにはコムラサキが紫色の沢山の実をつけてお出迎えしてくれます

スマホの縦長を活かして、奥行きのある感じを表現してみました

 

似ているものに、ムラサキシキブと言う名前のものもあるのですが、

見分け方は実の付き方をみればすぐに分かります

コムラサキが少し小さい実が沢山付くのに対し、ムラサキシキブの実はまばらになる

葉っぱもコムラサキは先の方だけギザギザ、ムラサキシキブは全体にギザギザがあるそうです

 

赤い実や紫の実と、秋は実のなるものばかり?

いえいえ、まだまだ沢山の花も咲いています

 

萩の花も川沿いに沢山咲きますし、

ヒガンバナ、ワレモコウ、シュウメイギク等の花々が鎌倉を彩っています

散策の際に見つけてみて下さいませ

 

そうそう、薔薇の季節でもありますね

大船フラワーセンターでは、そろそろ秋薔薇が咲き始める頃です

私のお気に入りの『桜貝』と言う名前の薔薇、なんとも可愛らしいネーミングなので、機会あればご覧下さい

 

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