鎌倉由比ヶ浜は桜貝が拾える名所のひとつです


桜貝は桜の花びらのように可憐で美しい貝殻です。とにかく薄くて華奢なので、そっと丁寧に扱わないと簡単にわれて壊れてしまいます。

 

桜貝には色々な種類があります。桜貝・カバザクラ・モモノハナガイを総称で”桜貝”と呼び、幸せを呼ぶ貝と言われています。また2枚の合わせ貝は、恋愛成就のアイテムとして用いられています。

 

桜貝は内湾の水深~20mぐらいの細砂地に生息しています。丸い穴があいているものは、ツメタガイによってあけられた穴です。冬から春にかけて多く海岸へ打寄せられるようです。

 

潮の満ち引きや風向き、海流によって気まぐれに波が材木座海岸や由比ヶ浜に運んできてくれますので、必ず拾えるとは限りません。

鎌倉の桜貝

桜貝の種類

桜貝

鎌倉の桜貝

内湾性の貝で、年々その姿は少なくなっているそうです。他の種類との見分け方は、貝どうし繋がっているほうが、若干とがった感じになっているので、他の桜貝より台形っぽく見えます。また、色が濃いのも特徴です。少量ですが割と年間を通して拾える印象があります。

カバザクラ(樺桜)

鎌倉の桜貝

外洋性の貝で、桜貝より丸みを帯びた感じ。パステルカラーの様々な色があり、ピンク・レッド・オレンジ・ホワイトの順で希少な色味になります。年に数回、まとまって拾えることがあります(ただ、潮の満ち引きの関係でそのチャンスは数時間)。


モモノハナガイ(桃花貝)

鎌倉の桜貝

桜貝や樺桜に比べて、ちょっと厚め。型が全体的にとがっていて、縞模様もくっきり。色もはっきりした濃い桃色のものが多いです。湘南では割と貴重。日本海側の方が多い印象です。

別名 エドザクラ。

オオモモノハナガイ(大桃花貝)

鎌倉の桜貝

桃花貝の親分みたいな貝です。大き目なので、海岸では比較的見つけやすい(目に入りやすい)貝です。かなり厚いのですが、大きなものほど色が薄くなってきます。稚貝は桃花貝と区別することは難しいかも。


ベニガイ(紅貝)

鎌倉の海岸では、原型のまま拾うことが非常に少ない貝です。お隣の逗子海岸で多く拾うことができます。独特な紅色がとても美しい貝です。

シボリザクラ(絞り桜)

滅多に拾うことのできない貴重な貝です。絞り染めのような模様が特徴的な貝です。当店では過去10年間で2枚だけ拾いました。店内に展示してあります。

まだ拾ったことはないですが他にも米桜、薄墨桜、平桜などの種類もありますす。

ナミマガシワ(波間柏)

桜貝ではないのですが・・・。

一部の地域では、この貝を桜貝と呼ぶの所もあるようです(複数のお客様情報)。

砂浜で太陽の光を受けてキラキラ輝く貝で、比較的見つけやすいかも。黄色や白はなかなか拾えません。


独自の製法へのこだわり

桜貝でアクセサリーを作ろうと思い立った当時、調べても調べても先例がありませんでした。

よって、当店の製法は全て独自に築き上げたものです。 

桜貝パーツを作り上げるまでに50以上の工程を経て仕上げています。

ひとつひとつが繊細な作業。手間を惜しまず、ゆっくり丁寧に作ります。 

製法には企業秘密がいっぱいですが、こだわりと秘密をほんの少しだけご紹介します。


桜貝拾い

桜貝拾い専門のスタッフが鎌倉の海岸を歩いて探しています。
鎌倉由比ガ浜は桜貝の名所ではありますが、今では簡単に拾える貝ではありません。

 

潮を調べ、風を感じ、浜を見渡して、その日のポイントを探します。
日の出とともに浜に出たいり、雨の中をじっくり歩いたり。

 

努力が報われない日の方が多いですが、地道に桜貝を拾い集めています。

洗浄

拾ってきたばかりの桜貝は、それだけでとてもきれいです。
でも、お世話をするともっと美しくなるのです。

 

実は桜貝の表面にはとても薄い膜があり、この膜に虹色の光沢があります。
その光沢と色彩を極限まで際立たせるため、独自の洗浄方法を考案しました。

 

とにかくきれいになるまでじっくりと待つのですが、少なくとも半年以上はかかります。
途中、何度もお世話をしながらじっくり洗浄することが秘訣です。


樹脂コーティング

洗浄で合格になった桜貝のうち、
穴も欠けもない完全形の桜貝は、もちろんその形を活かします。
より光沢が出るように磨きをかけた後、およそ1週間かけて樹脂コーティングします。

 

桜貝に樹脂コーティングして普段使いできるようにした手法・形状は
当店が考案しており、実用新案登録(第3210020号)されています。

 

色と形はそのままに桜貝を樹脂に閉じ込めて、
ぷっくりとした可愛い仕上がりになっています。
その形状には1つや2つではない、様々な当店のこだわりや秘密が隠されています。

 

樹脂は特別なものを使用しています。
強度・透明度・経年劣化などを吟味し、基準をクリアした特殊な樹脂に行きつきました。
桜貝の特色を最大限に活かしながら、
美しく、長く使用してもらえる専用の樹脂を使用しているのです。

さくらひとえ 鎌倉の桜貝 アクセサリー

欠片のデザイン

実は砂浜に落ちている桜貝のほとんどが穴があったり欠けがあったりします。
でも色はとてもきれいなので、逆の発想で砕いた欠片を色や粒度を分けて使用しています。

 

この桜貝の色別・粒度別欠片の製法は当店では特許(第6109389号)を有しています。
 

色別に分けられた桜貝の欠片は、滴の形にしたり、ハートの形にしたり、
グラデーションにしたり。 デザインやカラーバリエーションの幅が広がります。

 

1mm大の欠片を1粒単位で色選別するので、とにかく根気と手間がかかります。
そのかいあって当店の人気シリーズのデザインになっています。

さくらゆめみし 鎌倉の桜貝 アクセサリー ピアス