鎌倉花暦 |小さい秋見つけた

Written by Mieko☆

武家の系譜の神社仏閣も数多く残っており、奈良や京都に並び政治の中心地であった歴史を色濃く感じることのできる鎌倉。

 そんな鎌倉では、気温が低い年は10月下旬ごろから葉が色づき始めますが、一般的には11月上旬から少しずつ赤や黄色に色づき、美しい景色を作り出します。

鎌倉は関東のなかでも見頃がやや遅く、12月に入ってもなお色づいているスポットもあります。

 

 残念なことに、海外からの観光客が増え、人気の場所は例年以上に人、人、人…で、江ノ電に乗るのにもひと苦労といった状態です。

 

そこで、私のおすすめコースは

北鎌倉駅から円覚寺→東慶寺→浄智寺→源氏山のコースです。

 

 

北鎌倉駅から葛原岡神社まで、約30分という感じの、お手軽ハイキングコースです。

 

円覚寺が、紅葉に包まれるのは11月下旬あたりだと思いますが、ほんのり色づく頃も良いかと。

 

 

北鎌倉駅近くにある『光泉』のいなり寿司を予約しておくと、葛原岡神社のそばでお昼を頂くのに最高のお弁当となります。(昔ながらの包みが雰囲気満点です)

 

円覚寺から東慶寺、浄智寺へと行くのですが、東慶寺は写真撮影禁止なのでご注意くださいませ。

 

大銀杏の黄葉が見事な浄智寺の脇を見つつハイキングコースがあります。

 

 

低山散歩するのが好きな方には持って来いのコースです。

 

葛原岡神社付近にはベンチ等があり、お弁当を広げて、木洩れ日を浴びながら秋を感じるのも良き♪

(先ほどお弁当の包みだけの画像でしたので、中身もご紹介しますね)

 

葛原岡神社は恋愛のお守りもあるので、是非神社受付でご覧になって下さいませ。

 

暫く行くと源頼朝像があります。

 

源氏山は、奥羽を舞台とする後。

三年の役(1083~1087年)で八幡太郎義家が出陣するときに、この山上に源氏の白旗を立てて戦勝を祈ったところから「源氏山」とか「旗立山」といわれるようになったといいます。

 

この源氏山公園は春の桜と秋の紅葉時期がとても良いと思います。

見晴らしの良い場所はないものの、紅葉している木々を見つけながらの散策は最高です。

 

私はこの源氏山公園から銭洗弁天を経由し、鎌倉駅方面(鶴岡八幡宮)へと行くのですが、徒歩で3・40分、バスで約5分(渋滞していなければ…ですが)と言った感じです。

もう少し足を伸ばしたい方は、大仏ハイキングコースへと進み、長谷の大仏まで楽しむのも良いかと思います。

今回は紅葉の写真が多かったですが、ふと足元に目をやると、キンモクセイの花が沢山散っていたり、シュウメイギクが風になびいていたり、手水舎に花が添えてあったりと、まだまだお伝え出来ない事が沢山ありますが今回はこの辺で…。